調査結果報告

数日前に、郷愁紀行様の「時の流れに郷愁紀行」で話題になり、後に佐倉師匠の「趣味の写真帳」では鉄道博物館のC57135、C515で確認された、ボイラーの凹みについて、梅小路蒸機機関車館に行って、他のカマはどうかと調査して参りました(^^)

1.ボイラーの凹みは、1750mm動輪の、C51、C53、C55、C59、C62で確認されました。
2.凹まし方はカマによって色々で、一定ではありませんでした。
3.D機や、C58のように動輪径が1750mmに満たないカマは、動輪上端よりボイラー下端が上にありるので、
  当然凹みはありませんでした。

以下形式ごとにご紹介いたします。
※撮影前に、カマ下だけ撮ると、形式が判らなくなる可能性があるので、カマ下を撮ったら、正面を撮るつもりでしたが、
最初に撮影したC62では撮影したものの、以後は見事に失念(汗)
撮影順や、動輪形式から、間違いはないとは思いますが、少々疑いの目で見て下さい(@@)

C51です。佐倉師匠のC515とは逆サイドですが、形状は違います。
912umeku_C51

C53です。ボイラーは再生したのか、使用感がありませんね。でも、しっかり、くっきり凹んでます(^^)
このC53の動輪、タイヤでいえば40タイヤみたいで、上のC51は60タイヤですね(笑)
912umeku_C53

水掻きスポークなのでC55です。このカマの場合はかなりスレスレにありますが、その割には凹みが小さい。C57135の写真と比べると、見るからにボイラーと動輪の隙間が狭い。
912umeku_C55

C59です。ボイラー径はC55より大きいと思われるのに、C55より隙間が大きく、当りそうにないのに、凹ませてます。
912umeku_C59

C62です。さすがに限界近くの設計なので動輪とボイラーの隙間は小さいですね。
912umeku_C62

【考察】
1.同一形式であっても、ボイラーと動輪の隙間は一定でないかもしれない。(メーカーによる差?)
2.本当に凹みが必要な場合(C55、C62)もあるが、必要が無いような場合(C53、C59)でも凹ませている。
3.明らかに、設計図上で凹みを入れているような感じですが、C55の場合は、台枠にボイラーを載せてみたら、当たりそうなので、凹みを入れた感じのものがあります。これもメーカーの違いでしょうか・・・となるとまた調べる必要があるのか(@@)

今回、下回りをじっくり見ましたが、ちょっと手入れが行き届いていない感じです。
特に、C622のロッドの錆は酷いですね。お金を取って見せる以上、もう少しいい状態を保って欲しいと思います。

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COMMENT 6

tamura  2011, 09. 12 [Mon] 15:44

これは奥が深そうです

いやいや暑い中梅小路での実地調査ご苦労様でした。
こうして拝見するとバリエーション豊富ですね。
C55の場合は保存状態の関係でしょうかね。いくら何でもギリギリ。
こうして部分をアップで見ると新しい発見が一杯ですね。
C53の動輪のタイア部分の肉厚とか加減リンクの形状とか、、、

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郷愁紀行  2011, 09. 12 [Mon] 15:55

傷と思いしや溝かな

ご苦労様です。さすが地元敏なる応対(^^

梅小路の事すっかり忘れてました(笑)
そうなんだここに現物がありました。ただ肝心のC571がないのが残念ですが、お務めを終えて帰って来たときには頼みます(^^

未だにあれは傷やと思い込んでます。あの溶接したみたいな、周りに押し出され浮き上がったボヨボヨとした膨らみを見て 傷やと思い込んでました。
「ボイラーの天板は厚くてボイラー管はもっと奥にあってあれは火花を出しながら走っては削られていったんや。」と推理

当時C57しか目の前で見る機会がありませんでしたので、C57を見るたびに必ずあるその凹みを探し、これは長距離走行の勲章や、57の歴史や、と思って撮っていました(笑)

そのごD51やC58に出会いましたが近づいても目にとまらず撮ることもありませんでした。
それだけ小さい凹みは目立たなかったのですね。

いや~デフや形式に弱いモノで皆さんのお話に付いていけませんでしたので
こんな事で話題提供できて嬉しいです(喜)^^、
  

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佐倉  2011, 09. 12 [Mon] 20:56

 早速の調査,お疲れ様でした。
 この凹みはC型で大型の機関車の特徴なんですね。
 同形式でも製造メーカーや年代によって異なる可能性があるとなると,あちこちの保存蒸機も見て回らないといけませんね。(笑)
 C55やC62のように間隔が狭いと,本当にぶつかって削れてしまう事も有りそうですね。
 C55では問題があって,C57の場合は改良され,間隔が広くなったということも考えられるのかなぁ。
 C53はタイヤがすり減った状態なのでしょうか,本当に扁平タイヤですね。

 梅小路にまた行きたくなりました。

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枯れ鉄  2011, 09. 12 [Mon] 22:51

tamura様

> いやいや暑い中梅小路での実地調査ご苦労様でした。
まぁ、近所ですから(笑)
残念なことに、扇形庫内には熱を発するカマがいないので、風が通って涼しかったですよ(@@)

> こうして拝見するとバリエーション豊富ですね。
> C55の場合は保存状態の関係でしょうかね。いくら何でもギリギリ。
一瞬ないのかと思いましたが、よぉ~く見るとありました(^^;

> こうして部分をアップで見ると新しい発見が一杯ですね。
> C53の動輪のタイア部分の肉厚とか加減リンクの形状とか、、、
カマを眺めていると、懐かしく思うだけなのですが、こうして細部を見ると、血が騒ぎます(笑)

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枯れ鉄  2011, 09. 12 [Mon] 22:54

郷愁紀行様

> ご苦労様です。さすが地元敏なる応対(^^
車だと20分ほどですかね(笑)自転車でも30分強。
>
> 梅小路の事すっかり忘れてました(笑)
> そうなんだここに現物がありました。ただ肝心のC571がないのが残念ですが、お務めを終えて帰って来たときには頼みます(^^
そう、C57はいないのです。もう一両要りますね。
姫路に保存されている、C575を連れて帰ってこないと(^^)
>
> 未だにあれは傷やと思い込んでます。あの溶接したみたいな、周りに押し出され浮き上がったボヨボヨとした膨らみを見て 傷やと思い込んでました。
最初は、傷だったかも?

> 「ボイラーの天板は厚くてボイラー管はもっと奥にあってあれは火花を出しながら走っては削られていったんや。」と推理
>
> 当時C57しか目の前で見る機会がありませんでしたので、C57を見るたびに必ずあるその凹みを探し、これは長距離走行の勲章や、57の歴史や、と思って撮っていました(笑)
>
> そのごD51やC58に出会いましたが近づいても目にとまらず撮ることもありませんでした。
> それだけ小さい凹みは目立たなかったのですね。
>
> いや~デフや形式に弱いモノで皆さんのお話に付いていけませんでしたので
> こんな事で話題提供できて嬉しいです(喜)^^、
久々に、血が騒いでます(爆)  

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枯れ鉄  2011, 09. 12 [Mon] 23:06

佐倉様

>  早速の調査,お疲れ様でした。
なんのこれしき(笑)
好きな仕事は早くすませます(爆)

>  この凹みはC型で大型の機関車の特徴なんですね。
そうですね。1750mm動輪だと、ボイラーと動輪が近づくために施された処置ですね。

>  同形式でも製造メーカーや年代によって異なる可能性があるとなると,あちこちの保存蒸機も見て回らないといけませんね。(笑)
みんなで手分けしますか(爆)

>  C55やC62のように間隔が狭いと,本当にぶつかって削れてしまう事も有りそうですね。
C62はボイラーがでかいので、間隔が狭いのは理解できますが、C55は???です。

>  C55では問題があって,C57の場合は改良され,間隔が広くなったということも考えられるのかなぁ。
C55はあまり残っていないので、C57を何台か調べれば、何かつかめるかも知れませんね。

>  C53はタイヤがすり減った状態なのでしょうか,本当に扁平タイヤですね。
これは、どなたが書かれたか思い出せませんが、C55の水掻きは強度を上げるためにつけられたとか。
そうだとすると、C51は強度はあるが、動輪が重過ぎる。C53は高速走行が目標だったので、軽くしてスポークをギリギリまで伸ばして軽量化を図ったが、強度不足。
そこで、改良版としてC55の水掻きスポークが登場した。
この3枚の写真を見て、思い浮かべてみました。
>
>  梅小路にまた行きたくなりました。
ぜひ、秋の京都と絡めてお越しください。

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